「~できた」は「could」ではあらわせない

日本の中学校や高校では、英語の「can」の含まれる文章を現在形から過去形に書き換える問題をたくさん解くことになります。例えば

Ex1. I can solve the question with no help. (私はその問題を助けなしで解くことができる。)

過去形へ

Ex1.(2). * I could solve the question with no help. (私はその問題を助けなしで解くことができた。)


このように、「can」を「could」にすることで「できる」→「できた」と解釈することができると学校の先生に誰しもが教えてもらったと思います。しかし、実際は違います。

解説に入る前に、大前提として必ず押さえていてほしいことがあります。それは「助動詞を過去にすればその助動詞の意味を過去にすることができる。」という考えを改めてほしいということです。

例 「can」を「could」にすることで「できる」→「できた」と解釈することができる

では、具体的にどのような考え方を持てばよいかというと「助動詞の過去=仮定法」ということです。文章中に出てくる「could」は99%が仮定法で残りの1%が過去の意味であるといっても過言ではありません。その考え方を参考に、もう一度上のEx1を仮定法として訳します。

Ex1. I can solve the question with no help. (私はその問題を助けなしで解くことができる。)

過去形へ

Ex1.(2).  I could solve the question with no help. (私はその問題を助けがなければ解くことができるだろう。)

このようにネイティブは解釈してしまうのです。ではどのように過去にできたことを説明するかというと


「be able to」


です。

Ex1.(3). I was able to solve the question with no help. (私はその問題を助けなしで解くことができた。)


まとめ

助動詞の過去形→99%「仮定法」 1%「過去」

その代わりbe able to を用いることができる。


以上で解説は終わりなのですが、まだもやもやが残る解説だと思うのでもう少し解説を加えますが、英語をかなり深く知りたいと思う人のみ以下にお進みください。


では1%の「could」とは具体的にいつなんだ。「できた」を表せる「could」はどんな時なんだ。と疑問に思う人も多いと思います。1%の「could」とは「時制の一致」によってcanがcouldになってしまう場合や、過去の永続的な能力に使われます。以下に例を示す。

Ex.2 He said that he could not work together anymore. (時制の一致)

Ex.2.(2). She could swim very well when she was a child. (永続的な能力)


まとめ

助動詞の過去形→99%「仮定法」 1%「過去」

一回きりの単純な過去にはcouldは用いることはできない。

(ただし過去の永続的な能力を示す場合には用いることができる。Ex.2.(2))

その代わりbe able to を用いることができる


最後までお読みいただきありがとうございました。質問などありましたら気軽にコメントよろしくお願いします。

                              tommy






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