小文字が生まれた理由

 英語に限らずほかの言語を学習するとき最初に学習することは「文字」である。英語の場合「大文字」と「小文字」があります。最初に大文字が生まれて小文字が次に生まれたことは安易に予想がつくと思います。私が小学生で英語を学習したてのころ大文字と小文字が混合してしまっていたのを思い出します。文字数が増えるということはそれだけ複雑性が増すということです。ではなぜ、このように大文字、小文字と二種類の文字を生み出す必要があったのかを説明していきます。

 紀元8世紀のころ、当時用いられていた紙は現代に用いられている紙とは大きく異なり、羊の皮をなめして作る「羊皮紙」でした。その当時、多くの人が文字を書いていたので羊皮紙が不足しました。つまり、羊皮紙の生産が間に合わなかったのです。その結果、古い文字を消して書き直したりして再利用したりしていました。ここで当時の人々は頭を使ったのです。「文字を小さく書けばいい。」そうすれば、限られた羊皮紙により多くの文字を書くことができると考えたのです。これが「小文字」が生まれた起源なのです。実は、小文字にはメリットがまだあります。それは「画数」です。大文字に比べて小文字は画数が少ないです。当時の人々は文字を書く機会が多かったので、少ない労力で多くの文字を書くことを望んでいました。

 おまけ(入試などの問題だと思って解いてみてください。)

問題1 次の英文の考えられる適当な文型と和訳を回答欄に記入せよ。

           I can fish.  ヒント(発音のストレス) 

文型1:第   文型 和訳1(     )

文型2:第 文型 和訳2(     )


問題2 次の英文を条件を注視してそれぞれ和訳せよ。

           The policeman looked hard.

条件1:文末に[at me]を加えて。 和訳(     )

条件2:文末に[to me]を加えて。 和訳(     )

※解答は下記に示しておきますので終わったら見てください。



解答

問題1 一つ目は第1文型でcanを弱形であるk(ə)nで発音しfishにストレスをおいた場合の和訳は「私は釣りの仕方を知っている。」が答えになる。

   二つ目は第三文型でcanを強形であるk`ænで発音した場合の和訳は「私は魚を缶詰にする」が答えになる。

問題2 [at me]を補った場合、文章全体が第一文型となり「その警官は私をじっと見た。」が答えとなる。[to me]を補った場合、文章全体が第二文型となり「その警官は私には厳しそうに見えた。」が答えになる。


                                      tommy



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2コメント

  • 1000 / 1000

  • tommy

    2017.04.06 05:43

    @初心者めーかーはじめまして。コメントありがとうございます。こちらこそフォローいただきありがとうございます。一緒に頑張っていきましょう!
  • 初心者めーかー

    2017.04.04 15:28

    はじめまして。 突然のコメント失礼致します。初心者めーかーと申します。 フォロー頂きましてありがとうございました。 お役には立てないかもしれませんが宜しくお願い致します。